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Column 〉企業紹介動画(企業PR動画)の目的やメリット・動画制作ポイントについて解説

Column 〉企業紹介動画(企業PR動画)の目的やメリット・動画制作ポイントについて解説

Column 〉企業紹介動画(企業PR動画)の目的やメリット・動画制作ポイントについて解説

2024/12/15

動画コンテンツの活用が進む中、企業紹介動画(企業PR動画)を作成しようと考えている企業も増えています。
企業紹介動画は活用の範囲も広く、どのような業界でも制作価値があるものだといえます。多くの企業が制作し、幅広く活用するものだからこそ、魅力ある動画の制作が必要です。
そこで今回は、企業紹介動画のメリットから制作ポイントまでを解説していきます。

企業紹介動画とは

企業紹介動画とは、具体的にはどんなものなのでしょうか?

ターゲット

企業紹介動画はお客様や取引先はもちろん、求職者や投資家などの幅広いステークホルダーに対して情報を届けるためのツールの一つです。

目的

自社の事業や企業理念、沿革、体制、従業員、商品などの情報を伝えることにより、ターゲットによって具体的な目的は多少異なりますが、大きくは自社の概要を理解してもらい、認知度や信頼感を高めることが目的となります。
以下に、もう少し詳しく目的を整理します。

企業認知度のアップ

法人・個人顧客の新規開拓においても、採用活動においても、まずは企業のことを知ってもらわなければ始まりません。認知度を高めるためにより多くの人にリーチするためのアプローチツールとして、HPやSNSなどのWEB上でシェアしやすい動画コンテンツは非常に優秀です。

企業ブランディング

ただ知ってもらうだけでは、購入や入社動機などには繋がりません。企業のブランド力が高まればファンが増加したり、長期的な関係性を構築しやすくなったり、入社意欲が高まったりします。自社に対する愛着(従業員エンゲージメント)が高まることも期待できます。文字だけでは、なかなか深くまで企業の魅力を伝えることは難しいですので、文字だけではなく映像を用いて情報を伝えることができる動画はブランディングに最適です。

製品やサービスの認知度・理解度アップ

企業のことだけではなく、製品やサービスの認知度や理解度のアップも目的の一つであるといえます。企業紹介動画では、商品カタログのように商品やサービスの詳細を伝えるというよりも、特徴や他社比較による魅力をわかりやすく端的に伝えることが目的となります。文字だけでは理解しにくい商品であっても、視覚的に表現ができる動画であれば短時間でわかりやすく商品情報を伝えることができます。

求職者の志望度アップ

求職者は自分がこれから働く企業を決めるためには、企業に関する幅広い情報が必要です。企業理念や事業概要などはもちろん、会社の雰囲気や働く人の情報なども必要です。動画で企業情報を見ることにより、より具体的に自分が働く時の姿をイメージすることができるので、志望度のアップにつながります。企業紹介動画において大枠の情報を網羅することはできますが、汎用性のある企業紹介動画では求職者に対する情報としては不十分であることが多いです。求職者向けの企業動画として制作するか、企業動画とは別に採用向け動画も作成するのがオススメです。

企業紹介動画(企業PR動画)のメリット

企業紹介(PR)を動画で制作することにはどのようなメリットがあるかを、改めて整理してご紹介します。

短時間で多くの情報を伝えられる

動画は、文章や画像と比較して非常に多くの情報を伝えることができます。Webページであれば数百〜数千ページをさいて説明しなければならないような情報を1分程度で伝えることができるのです。
見る人にとってより手軽に多くの情報を伝えることができるので訴求効果が高まります。

わかりやすく伝えられる

専門性の高い業界の情報はなかなか伝えるのが難しいものです。多くの情報量に加えて、視覚と聴覚に訴える動きのある情報を伝えることができるので、直感的な理解を促します。そのため、難しい情報もわかりやすく伝えることができるのです。

記憶に残りやすい

動画の情報はインパクトがあり、言語情報、聴覚情報、視覚情報全てを使って訴求できるので記憶に残りやすいです。

汎用性が高い

企業紹介動画は幅広い層がターゲットとなりますので、営業活動や採用活動、各種イベントなど様々な場面で活用することができます。一度作っておけば幅広い場面で活用することができるのでコストパフォーマンスが良いです。

企業紹介動画(企業PR動画)の活用場面

企業紹介動画(企業PR動画)は幅広く活用できるとお伝えしましたが、この章では具体的な活用場面についてご紹介します。

自社HPやSNS

自社HPに公開することで、興味を持って訪問してくださった方にわかりやすく自社の魅力を伝えることができます。また、自社HPだけではなくInstagramやTwitterなどのSNSの運用をしている場合はそこにも展開ができます。YouTubeチャンネルでの紹介も効果的です。

商談や展示会

営業動画として商談や展示会で活用することができます。わずか数分で自社の事業内容や魅力をわかりやすく伝えることができますし、資料を見せながら伝えるとどうしても伝える人によって差が生まれますが、動画であればそうした問題もクリアできます。新人営業担当者にとっては、特に強い味方になるでしょう。

採用イベント・説明会

採用イベントや説明会の導入に企業紹介動画を流すことで、会社の全体像を伝えることができます。業界や会社のことについてほとんど何も知らない状態であっても大枠の内容を伝えることができるので、その先の詳細情報の理解も進みやすいでしょう。
近年はオンライン説明会も多く開催されており、その際にも活用できます。

企業紹介動画(企業PR動画)の基本構成

業界や企業によって企業紹介動画(企業PR動画)の構成は異なりますが、ここでは基本的な構成の一つをご紹介します。

  • ブランドメッセージ
  • 企業概要
  • 事業概要
  • 代表的な商品、サービスの紹介
  • 従業員インタビュー
  • 代表のメッセージ
  • エンディング

このほか、開発に関する情報や製造工程の説明を入れたり、CSRやSDGsに関する情報を入れたりします。

企業紹介動画(企業PR動画)の制作ポイント

業界や企業によって企業紹介動画(企業PR動画)の構成は異なりますが、ここでは基本的な構成の一つをご紹介します。

目的を明確にする

企業紹介動画は汎用性の高いものではありますが、だからといって目的を決めずに制作してしまうと全体的にぼんやりとして情報が伝わらない、魅力のない動画になってしまいます。営業ツールとして使用して契約率をあげたいのか、ブランドイメージをアップさせてファンを増やしたいのか、採用活動で求職者に魅力を伝えたいのか、従業員エンゲージメントを高めたいのか…一番初めに目的を明確にするようにしましょう。

ターゲットを明確にする

目的が決まれば、ある程度ターゲットは決まります。営業であれば顧客、採用活動であれば求職者となるわけですが、どんな顧客か、どんな求職者かというように、もう少し詳細なターゲットを定めましょう。ターゲットが明確でなければ、印象が弱くなったり、メッセージが伝わらなかったりしてしまう可能性もあります。

活用場面を決める

複数場面で使用することも多いと思いますが、HPやSNSでの掲載をメインとするのか、展示会や採用イベントなどで活用することがメインとなるのか、どのような場面をメインとするのかを決めておくことで、最適な尺や見せ方などを選択できます。

訴求ポイントを明確にする

ターゲットに対して目的を達成するためにはどのような情報を伝えればよいのか、訴求ポイントを明確にしましょう。ターゲットが何を知りたいのかを考えて、訴求ポイントを決めていきます。このポイントからずれないように構成を考えることで、一貫性のある動画制作につながります。

目的やブランドイメージどの一致を確認する

最終的に決まったコンセプトや構成を、初めに決めた目的やターゲットからずれていないか、ブランドイメージと一致しているか、改めて確認してください。
制作途中や制作後に修正をすることになると費用や時間的コストが増大しますので、ずれがあれば制作前の段階で修正しましょう。

企業紹介動画(企業PR動画)制作の準備

動画制作を依頼する際には、上記制作ポイントで決めた事項を伝えるほか、下記の具体的な要件を明確に伝えることも重要です。事前に準備しておけば、よりスムーズに進行できます。

  • 動画の種類(アニメーション、実写、インタビュー形式、Vlog形式など)
  • 参考動画や例
  • 動画の長さ
  • 予算
  • スケジュール、納期
  • 台本を自分で用意するのか、制作会社に作成を依頼するのか

また、企業紹介動画を作るには、会社全体の協力が必要です。
制作にかかる前に準備しておきたいことをご紹介します。

出演者への依頼やスケジュール調整

企業紹介動画では、代表や従業員などに登場してもらうことが多いです。従業員については、最適な人物を選定し出演の承諾を得なければなりません。動画の出演をしたくないという方もいらっしゃいますから、複数名候補を考えておきましょう。代表者は忙しい方が多いので、早めにスケジュールをおさえておきましょう。

撮影場所に協力を依頼する

工場や研究所などの撮影を行う場合は、現場への協力依頼も必要です。通常業務を一時的に中断してもらうなどの協力をしてもらわなければならない場合もあります。本業に支障をきたさないようにできる限り配慮しましょう。

撮影場所を準備する

オフィス内や工場内など通常業務には問題がなくても、動画に残すためにはできるだけ綺麗な状態にしておく必要があります。清掃をしたり、整理整頓をしたり、不要なものをこれを機に処分したり、従業員の制服や作業着をクリーニングをしたりと、細かいところまで確認しておきましょう。

まとめ

企業紹介動画(企業PR動画)は、幅広いステークホルダーに対して文字よりもわかりやすく端的に情報を伝えられる優良なコンテンツです。認知度アップやブランディング、従業員エンゲージメントの向上など、様々な効果が期待できます。
企業紹介動画を制作するときには、目的やターゲットを明確にし、ターゲットに沿った訴求ポイントを軸に構成を考えることが目的を達成できる動画制作のポイントです。社内調整も抜かりなく行って、スムーズに動画制作を進めるようにしてください。

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